フットワーク軽く 施主様に要望に応えていく
3年前に一人親方として独立
高校を卒業後、篠山市内の工務店で13年間務めた後3年前に独立し、現在は一人親方としてフットワーク軽く活動していらっしゃるのがまさみ工務店の檜原真実さんです。
元々ものを作るような仕事をしたいと思っていた檜原さん。出身は大阪だそうですが篠山に縁があり、この地で大工見習いとして仕事を始めました。元々独り立ちしたい思いはあったとのことですが、とあるカフェの施工をひとつのきっかけとして、「何とかやれそう、頑張れそう」と決心し、思い切って独立したとのことでした。
フットワークの軽さや対応の早さがウリ
将来的には人を抱えてやっていきたいとのことですが、今は独立したてとのこともあり一人親方でやっています。見習いとして働いていた工務店にも恵まれ、大工仕事、左官工事、建具から塗装、さらには基礎工事まで建築に関わる技術を幅広く身につけることができました。
その幅広い技術を駆使し、施主様の要望にフットワーク軽くスピーディーに対応していけるのが、まさみ工務店のウリとなっています。
道具を使いこなす職人の技
今回、インタビューにおじゃまさせてもらった現場もとても立派な木造住宅でした。これのかなりの部分を独力でやられているのは本当にすごい!の一言。
↓ 木の組み合わせを間違わないようにあらかじめ、記号と番号が振ってあります。
大工仕事の道具も多く、用途に合わせて使いこなしているのもさすが!現場仕事が終わった後は道具の手入れも欠かさないそうです。
↓ 職人仕事を動画でお楽しみ下さい。
お施主さんのありがとうは最高に嬉しい
一般的なハウスメーカーの家と違って工期は長くなってしまいますが、その分木造ならではの品質のよい家ができます。
やはりお施主さんのありがとうは嬉しく、「家が出来た時、工事が終わった時のお施主さんからのありがとうの言葉が最高に嬉しいですね!」とのことでした。
仲間が増え仕事に繋がることも
2013年に商工会に入会し今年で2年目。「1番よかったのは知りあいが増え、仲間が増えたこと。」といい、元々篠山が地元ではないからその点でも商工会のおかげで知りあいが増え、さらにそれが仕事にも繋がっているのが本当に嬉しいことだといいます。
外から入ってきた分篠山の良さも感じることが多く、「仕事する環境がよい、都会だと駐車場の問題や騒音(都会は5時以降の工事禁止)など窮屈なことを気にせずできる」といい、さらに「現場でお施主さんに篠山のおいしい旬の食べ物を頂いたりした」と篠山の良さを楽しんでいるようです。
大工さんの担い手不足などもよく聞きますが、若い大工さんとして篠山の地を盛り上げていってほしいですね!