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小山雅弘さん 植雅造園

若い感性で篠山の「和」を発信していく

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「植雅さんに頼んでよかった」 一生の仕事に決める

地元篠山を中心に三田市、丹波市で京風庭園の設計から施工管理まで行っているのが植雅造園さんです。小山雅弘さんは2代目で、今年(2015年)から代表として活動しています。

小さい頃から父親の仕事を手伝ったりして造園の仕事は身近にあり、いずれ継ぐのだろうな、ということは感じていたそうです。大学も農業系の大学に進学し、卒業後そのまま篠山で父親の仕事を手伝っていた中、何となくこのままでいいのか?本当に自分のやりたいことはこれなのか?という漠然とした迷いのものはあったそうです。

そんな中、お客さんから「植雅さんに頼んでよかった」とお声をおかけ頂いたとき、この仕事を一生の仕事としていこうと決意したとのことでした。

庭の管理を長くまでしていけるのが強みであり、楽しさでもある

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植雅造園の強みは単に庭を作る施工だけではなく、お客様の要望を形にする設計、実際に庭を作る施工、その後の管理まで一貫して行える部分だそうです。

特に、庭木に対しての知識、技術の豊富さを活かしたアフターフォローでお客様や自分が施工した庭と長く付き合い続けられるのは自社の強みであると同時に、小山さんがこの仕事に魅力を感じる部分だといいます。

確かに、庭は施工当初は美しくても時間が経つにつれ荒れていきがちなもの。しっかり管理していつまでもきれいな庭であるのはお客様にとっても嬉しい事だと思います。

休みの日でも庭園や盆栽作り

この仕事をやっていて1番嬉しかったことは、やはりお客様からの「思ってた以上の庭が出来た」と喜びの声を頂いて自分の仕事を評価してもらえたときといいます。

さらに、自分の庭師としての自力が付いてきたなと感じた時も嬉しかったそうです。例えば、庭石を積み上げるときの石の向きをすぐに見分けられるようになってきたときは喜びを感じるとのことでした。

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石割作業の動画(約10秒)

7月から12月の間はほぼずっとお客様の剪定の作業をずっと行っているという小山さん。休みの日でも京都に庭園を見に行ったり、趣味の盆栽を作ったり。また、器のコレクションや旅行も好きだとのことでした。

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商工会青年部「入って本当によかった」

商工会青年部のことを聞くと「一言でいうと入って本当によかった」とのこと。父親が様々な組合に入っており、そこから仕事を頂いていたのを間近で見ていた小山さん。やはり人とのつながりが大事なんだと思い、自ら商工会に入ったといいます。

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実際に入ってみると、他業種だけど自分と同じ経営者、または経営者になるだろうという人たちのつながりができ、自分の弱みを見せれる仲間の存在は本当に貴重で、これは他には代えがたいものだそうです。

丹波焼とのコラボでモダンな盆栽を!

商工会主催の勉強会でもとても刺激を受けたという小山さん。篠山商工会には丹波焼の窯元さんも多く所属しています。その窯元さんとコラボし、丹波焼の器で盆栽を作ることもできたのが嬉しかったとのこと。

若い感性でとてもおしゃれな感じに仕上がってますよね!

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若い感性で篠山の「和」を発信していく

まだ年齢的には若いにも関わらず、代表としてやっていくことを決めることができたのも商工会の仲間の影響が大きかったといいます。

とても前向きで朗らかな小山さん。篠山は「街並み、食、風景、立地条件などすべてにおいて自身をもって紹介できる街」だといい、篠山の持ついい意味での伝統や和を、独特の感性で発信していける稀有な存在。それをどう実現していってくれるのか、とても楽しみです!

植雅造園

記事作成:2015年2月

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