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大前敏彦さん 淡水魚ささやま・ぼたん鍋のお店 山門

篠山のうまいもん!をおいしく届ける

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父親が始めた仕事を手伝うことに

あゆやあまごなどの淡水魚の販売、さらには猪肉の販売やぼたん鍋のお店をやっているのが「淡水魚ささやま・ぼたん鍋のお店 山門」です。お父さんとお母さん、大前敏彦さんの3人で切り盛りされています。

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もともとは、今から13、4年前にお父さんが始めた事業でした。大前さんはすぐにこの仕事を手伝うようになったわけでなはく、高校卒業後は神戸の美容室で働いていたそうです。そのとき、お父さんから「仕事手伝ってくれないか?」と誘われました。普段、人に頼むような性格ではなかったこともあり、よほど大変なんだろうな、、と感じ、この仕事を手伝うことになったそうです。

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仕入れ・解体・販売まですることで提供できるおいしさ

事業としては、淡水魚と猪肉と大きく2つあります。夏場は淡水魚がメインで、冬場にかけてしし肉という感じになっています。

淡水魚は、活魚を販売している(冷凍などではない)ので、よりおいしく新鮮な状態で届けることができます。

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しし肉は、仕入れから解体、さらには熟成まで一貫して行うことで良いものをしっかり見極めることができるそうです。さばいていると同じしし肉でも柔らかさが違うので、肉の状態によって薄くスライスしたり厚くスライスするなど、より美味しく味わって頂くことができるといいます。

これは、やはり猪をまるごと1頭仕入れて、解体から行うからこそできることですよね。

子供たちが楽しんでくれてる姿をみたときは嬉しい

淡水魚の販売も行っていますが、夏場になると各種イベントや地元の祭りなどで魚のつかみ取りイベントでお声がかかることも多いそうです。子供たちが楽しそうに魚のつかみ取りを楽しんでくれてる姿を見るととても嬉しくなるとか。

田舎とはいえ、今の時代なかなか魚のつかみ取りをする体験は貴重ですからね。「日頃できない体験を子供たちにさせてあげらられる仕事ができることが嬉しい」といいます。

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4人のお子さんとの時間も大切にしたい

ぼたん鍋のお店として飲食店も行っているので、基本土日は休みが取れません。遊びたい盛りのお子さんが4人もいて、子供たちと遊ぶ時間が取れないのがこの仕事の辛いとこだそうです。

ただ、子供と同じ日に休みが取れた時は、リクエストを聞き公園などで遊ぶ時間を作っているそうで、忙しい中にも家族との時間を大切にしているのは頼もしいですね。

「個人事業主の横の繋がりの大切さ」を知ることができた

得意先の店主さんのすすめで商工会に入会した大前さん。この仕事を始めたときは、やや特殊なこともあり同業者も知り合いもほとんどおらず、孤独な状態でした。

商工会青年部に入ったことで、知り合いがぐっと広がりその繋がりから仕事もたくさん入ってきたといいます。「個人事業主の横の繋がりの大切さ」を知ることができて本当によかったそうです。

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篠山の特産をもっとたくさんの人に

篠山にいけば美味しいものが食べられるという印象をお持ちの方もたくさんいます。自然の恵みもありますが、実際にこうして頑張って作られているので私達もおいしく頂くことができます。

篠山でもっとおいしいものが食べられるよう、これからも淡水魚ささやま、川魚料理 ぼたん鍋のお店 山門に期待したいですね!

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丹波篠山 季節の食彩 山門

記事作成:2015年3月

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