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小林信通さん 丹波栗菓匠 大福堂

「もっと篠山を盛り上げたい」 伝統ある老舗の和菓子屋

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老舗の凄さが分かった

創業明治26年、昨年(2013年)で創業120周年と伝統ある和菓子屋「大福堂」。日々、そこでたくさんの人においしい和菓子をお届けしているのが小林信通さんです。

今年で13年目になるという信通さんですが、「元々、甘いものはそこまで好きではなかった」ということもあり、実家を継ぐことは考えていなかったそうです。大学に進学し企業からの内定も決まり、いよいよ大学を卒業するというときに、実家から家業を継ぐことを打診されました。

既に内定をもらっていることもあり、継ぐことには迷いもあったそうです。自分が継がないと「大福堂」が無くなるかもしれないという状況でした。考えた末、「大福堂の老舗の凄さ」というものに気付き、自分の代でつぶしたくない!、と大福堂を継ぐことに決めたそうです。

糖度を抑え 素材本来のおいしさを楽しめる

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篠山にある数ある和菓子屋さんの中でも大福堂の和菓子の強みというのは「素材本来のおいしさ」という部分にあります。素材、原材料は地元の丹波篠山産で多くは農家さんから直接仕入れています。

保存料や添加物を使っていないのはもちろん、できるだけ糖度を抑えているといいます。糖度を抑えることで、小豆や栗などの素材本来の味が引き立ちます。ただ、その分保存も効かないし、味のごまかしも効かなくなります。そういう味にこだわった姿勢が、多くの大福堂ファンを生みだしているのだと感じました。

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「つぶあん」と「くりあん」を少しだけ味見させてもらったのですが、確かにおいしい!口にいれた瞬間にふわっとした口当たりのよい触感で、後から小豆本来の優しい甘みが口に広がります。これは確かにリピーターさんが多いのも頷けます。

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お客さんの笑顔が1番!

仕事をやっていて嬉しいのは「やっぱり、お客さんの笑顔が1番!」。地元篠山のお客さんがほとんどだそうですが、阪神間の方のリピータさんも多く、来る度に声を掛けてくれるのは嬉しくて「すごく励みになる!」とのことでした。

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「もっと篠山を盛り上げたい」 商工会青年部として

篠山市商工会青年部に入って10年程になるという信通さん。今年度(2014年度)と昨年度と2年連続で篠山支部の支部長をなさっています。とにかく「篠山をもっとよくしたい!盛り上げたい!」という心意気が話の端々に感じられました。

商工会というのは「どんどん人脈が広がるすごいネットワーク」で、青年部の身近な先輩や後輩、他支部やブロックの知り合いが出来るのが素晴らしく、その人脈が直接仕事にもつながることも多いそうです。

2年連続の支部長ということで、実際は大変な部分も多いとは思いますが、「人の上に立つ勉強をさせてもらっている」と本当に前向きに取り組まれているのが印象的でした。

篠山のおかげでさせてもらっている

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篠山のよい所を尋ねると、「自然と文化がすごくある」「食材がおいしい」「原材料に恵まれている」ということはもちろん、「何より人がいい!」とのこと。

周囲の人がふとした時に「元気か?」と声をかけてくれたり、気にかけてくれる人が多いといいます。信通さんの「篠山のおかげでさせてもらっている」という言葉がとても印象的で、そういう風に感じているからこそ、もっと自分も「篠山を盛り上げたい」という気持ちが強くなってくるのだろうな、と感じました。

そんな篠山のためを思い日々頑張っている信通さん。篠山の良さがぎゅっと詰まっている大福堂の和菓子もまた、篠山の大きな魅力の1つなのだと思います。

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丹波栗菓匠大福堂

記事作成:2014年12月

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